SAPの分割払い機能を使って、複数回に分けて支払いを行うための支払条件を設定する方法を説明します。この例では、前期30%、中期50%、後期20%の3回払いを設定します。
- 支払条件の維持へ進む
最初に、「支払条件の維持」へ進みます。該当するパスを選び、「新規エントリ」を選択します。
- 条件テキストの編集
次に、3つの条件テキストを編集します。
- 028A – 30日後の支払期日 (基準日は記帳日付)
- 028B – 60日後の支払期日 (基準日は記帳日付)
- 028C – 90日後の支払期日 (基準日は記帳日付)
- 総合的な支払規則の設定
次に、総合的な支払規則を設定します。「支払条件」は「分割払い」を選び、「基準日付のデフォルト値」は「記帳日付」を選びます。その後、保存します。
- 分割払いの支払条件の定義
基礎設定ができたら、「分割払いの支払条件の定義」を選びます。
先ほど作成した支払条件を、以下の割合で入力します。「支払条件」には適切なものを選びます。入力後、保存して完了です。
- 設定の確認
設定が完了したら、F-02やF-60で結果を確認できます。デフォルトの支払条件をSP00から新しく定義した0028に変更します。
以上で、SAPで3回分割払いの支払条件を定義する手順になります。この機能を使えば、柔軟な分割払いの設定が可能です。